現場監督の必需品や便利グッズを紹介!

雑記

今回は現場監督が業務を行う時に用意しておきたいアイテムや、持っていると業務効率があがるアイテムを紹介していきます。

工事に着手した時に手配する資材リストとしても活用いただける内容です、最後までどうぞ!

現場監督の必須級アイテムを紹介

現場監督が現場が始まった時点で用意しておきたい必須アイテムを紹介します。

ベルトホルダー付きコンベックス

コンベックスは距離を測る道具です、一般的には「メジャー」や「スケール」とも呼ばれ建設現場の施工管理では必須のアイテムです。

計画した位置に施工されているかを確認したり、これから施工するための位置を測定したりと、出番の多い工具です。

コンベックスは備わっている機能によって値段があがり、100円均一で買える物から10,000円近いものまで幅があります。

現場で使用することを考えるとJIS規格品でメートル目盛であることが前提です、購入前に商品ページで確認しましょう!

私のオススメ機能は、ベルトに固定できること、落下防止ワイヤー付き、先端にマグネット付き、耐衝撃ラバー加工、長さは5.5mものです。7.5mあると便利な場面も多いのですが、5.5mと比べて重いので断然おすすめは5.5mです!

17-21ラチェット

仮設足場などに使用するクランプは、17と21のラチェットを使用して締めたり緩めることが可能です。

現場での使用方法として、クランプが締まっていることを点検したり、番線で資材や機材を固定するシノとして使用します。

外部足場など高所で使用する工具には落下防止ワイヤーなどを取り付けて持ち運ぶようにしましょう、細い道具は隙間から落下するリスクがあります、道具選びは安全面の配慮も大切です!

番線カッター(ニッパー)

資材や機材を固定するために使用する「番線」を切るための工具です。

出番が多い場面は、足場や資材を固定するときや、すでに番線で固定された資材を取り出すときに使用します。

資材等の面(ツラ)でカットしたい場合や結束線を切る場合には、刃の部分が曲がっているニッパータイプがオススメです。

鉄筋を拘束している結束線を外すために使用するのであれば万能バサミがおすすめです、刃先が隙間に入りやすいので作業性が◎

セーフティコード

工具を落下させないようにストラップやワイヤーで落下防止をしておくためのアイテムです。

工事現場では外部足場や鉄骨場など高所での業務をおこなうことがあります、高所からものが落ちるとケガや事故に直結するので工具には落下防止をしておきたいですね!

墨つぼ

墨つぼは墨出し作業に使用します。

墨出し作業は墨をしみこませた糸をはじき、建物や仕上げ部材の基準線などを、実際に現地に反映させる作業です。

躯体工事~仕上げ工事まで各工程で使用するうえ、描く線の種類によって墨の色を変える場合もあるので複数用意しておくのも◎

クラックスケール

躯体コンクリートなどに入ったひび割れ(クラック)を測定するために使用する道具です。

コンクリートの収縮によって発生したクラックは、その幅によって処置の方法が異なります、適切に調査して対応するために準備してくべきアイテムです。

クロスロッド・リボンロッド

工事写真を撮るときに、配筋間隔や、資材の大きさ、部材の配置など写真内で分かる様にするため道具です。

配筋写真などは硬さのあるロッドの方が使い勝手が良いです。

既成杭などの長尺物の写真を撮りたい場合にはリボンロッドを使用します、幅は6センチあれば工事写真上での視認性は十分だと思います。

鉄筋マーカー・クリップ・マグネット

配筋写真を撮る時に、配筋本数が分かる様にマーカーなどを取り付けます。

取付しやすく、落としてしまったときにも回収がしやすい色付きのマグネットがオススメです。

ノギス

建設現場では主に、鉄筋の圧接幅やふくらみを計測するときに使用します。

デジタルタイプなどもあるので好みで選択してください。

溶接ゲージ

鉄骨の溶接についての項目を測定するときに使用するゲージです

余盛寸法の測定、溶接前の加工測定、隙間、段差・板厚、食い違い段差などなど

溶接に必要な多様な測定に対応しているので、鉄骨工事を行う作業所には必ず用意しておくべき工具です

現場監督が持っておくと便利なアイテムを紹介

次にあると便利で業務効率の上がるアイテムを紹介していきます。

ツールボックス

現場で使用する工具をひとまとめに保管するためのアイテムです、道具を入れたまま移動させることを考えると幅600㎜がオススメ!900㎜のボックスに道具を詰め込むと重すぎて移動がたいへんになりがちです。

ツールボックスは上側が平坦で、積み重ねが出来るタイプを選びましょう。

工具の増加に合わせてボックスも増加していきます、倉庫などに効率よく収納することを考えて積み重ねが出来るタイプが便利です。

天板が平坦であればテーブルや椅子代わりに使えます、書類にサインをしたり休憩のために座ったりと現場で使えるアイテムといえます。

電工バケツ(ツールバケツ)

こちらは現場で使う工具などをひとまとめにして運搬するためのアイテムです。

ツールボックスは車での移動や倉庫や作業場所での保管のために使用し、電工バケツは実際に使用する場所まで持っていく時に使用します。

現場の管理者である現場監督は、職人さんほど多くの工具をもって移動することは少ないのですが、それでも現場では様々な道具を使用して業務を行います。

足場点検に使用するラチェットや墨出し用の墨壺やマーカー、あると便利な養生テープやカッターや小さいホウキなど、細々して無くしがちな道具をまとめて運搬できる点がいい子です。

ヘッドライト・ワークライト

工事現場は主に昼間に作業を行いますが、屋根や床が構築されたばかりであったり地下工事中は周囲が暗い中で作業となります。

仮設照明を設置していることが多いですが、体の位置や照明の位置によっては手元や作業場所が暗くなってしまいます。

手元が暗い中で安全に作業するために照明を持ち運ぶと手荷物が増えてしまったり、置きっぱなしにして後からどこに置いたか忘れて探し回るリスクがあります。

ヘルメットに照明をつけておくことで解決できるのでオススメです。

ヘルメットにつけると頭が重くて嫌だ!と感じる方はハーネスにつけるタイプのワークライトをおすすめします、ライトをつけたまま会話をしても相手の目線にライトが入りにくいのもメリットです!

レーザー測量機

室内工事でおおよその距離を知りたいときに活躍してくれます。

主に改修工事など既存建物に工事を行うときや、現地調査を行う時には必須です。

レーザーポインターのかわりになったり、水平器機能も付いている製品があったりと持っていると使用頻度は高いアイテムです。

電子ホイッスル

車両の誘導時や、資材楊重作業時に吊り荷が移動してくることを周知するために笛を使用します。

大きな音で笛を吹き続けることは大変な作業です、この電子ホイッスルを使用すると大きな音を一定に鳴らすことが可能です。

労力を減らして安全性を高めることができるアイテムです。

ミニロッド

写真撮影用のロッドを携帯しやすくしたアイテムです。

ケースに収納できて軽量なので、仕上げ工事が進んだ工事状況での持ち運びに◎

まとめ:現場監督が持っておくべきアイテム

今回は現場監督の必需品と、持っておきたい便利アイテムの紹介をしました。

私が実際に管理業務を行ってきた経験上で必要だと感じているものをピックアップしています。

現場着手時に手配する資材リストとして活用いただきたいです!

今回は以上です、ではまた!

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